秀808の平凡日誌

ジョーク集その74

第74話 あぷりコット、大地にたつ

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あぷりアイコン.jpg 私の名前はあぷりコット、レッドストーンの世界に降り立った無垢な天使

ハノブ仮面アイコン.jpg 物騒な槍もったランサーが自分で自分の事無垢とかいうでない

あぷりアイコン.jpg はっ、あなたは誰?



ジャーン.jpg


ハノブ仮面アイコン.jpg 私の
名前はハノブ仮面、右も左もわからぬ初心者を正しき道に誘うものだ

あぷりアイコン.jpg とりあえず、ここはハノブじゃないと思う。ここにいるのはおかしい

ハノブ仮面アイコン.jpg 何を言う、たまには他の町にいってみたってよいではないか。まぁ、貴様ごときランサーなどには到底わからんだろうよ。でだな、このレッドストーンがどういうところかというとな、一言でいうと魑魅魍魎の跋扈する修羅の国だ

あぷりアイコン.jpg 漢字が難しくて読めない

ハノブ仮面アイコン.jpg ……ちみもうりょうのばっこするしゅらのくにだ。街中には詐欺師が表示価格を偽った露店を開き狩場にいけば無言で走り回る怪しい連中がわんさかいる



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ハノブ仮面アイコン.jpg さらに夜ともなれば砦の利権を求めての攻城戦やギルド組合同士の戦いが行われる、いたいけなわんこによってたかって剣で切りかかるその姿はまさに仁義なき戦いとしか言いようが無い。


あぷりアイコン.jpg こ、ここはそんなに恐ろしいところ?………ところでこの斬りかかっている剣士はハノブ仮面によく似ている


ハノブ仮面アイコン.jpg いや、そんなことはないぞ、うん。しかし、まだ恐ろしさはそれだけではないぞ。鉱山町ハノブという所の一角に怪しい文書を売るジム・モリというおっさんがいる

あぷりアイコン.jpg そのおっさんが何か?

ハノブ仮面アイコン.jpg このおっさんは、その怪しい文章をアイテムに使えば素晴らしい能力がつくというデマを流し、一個20万ゴールドという高額で売りさばいている上、使ったアイテムは100%破壊されてしまうのだ

あぷりアイコン.jpg 卑劣…しかし、そんなことをしたら、お金を返せといわれるんじゃないのか

ハノブ仮面アイコン.jpg ふん、その文章の金額は20万ポッキリ、失敗したからといって返すことは絶対にない。さらに失敗しただけだと一回しか儲けにならないからアイテムを直すための接着剤をこれまた1万と高額で売りさばいている。

あぷりアイコン.jpg そんなの横暴、ひどすぎる。こんな世界で妹は大丈夫だろうか

ハノブ仮面アイコン.jpg 妹?私は顔が広いからな、もしかしたら知っているかもしれない

あぷりアイコン.jpg 本当か、では似顔絵を書く………よし、書けた

クリーチャー.jpg 

ハノブ仮面アイコン.jpg なんだ、このクリーチャーは

あぷりアイコン.jpg クリーチャーじゃない、妹だ。ハノブ仮面は知っているか?


ハノブ仮面アイコン.jpg うーむ、これだけではちょっと難しいな(どこかで見たことがあるような気もするのだが…)

あぷりアイコン.jpg そうか、それは残念

ハノブ仮面アイコン.jpg あぷりは妹を探しにこの危険な世界へきたのか

あぷりアイコン.jpg そうだ、私の可愛い妹。今はどうしているか、気になって夜も眠れない

ハノブ仮面アイコン.jpg そうか、ではあぷりよ、私と共に来るのだ。妹を探すといっても、この世界では実力が無ければ生きていけない。私がビシバシきたえてやろう、私と共に来る意志があるのならば・・

あぷりアイコン.jpg 強くなければ生きていけない…よし、私はハノブ仮面と共に行こう、そしてこの世界で生きるっ!

ハノブ仮面アイコン.jpg クックック、若いもんを誤った道に落とすのは楽しいのう。


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